点滴療法

点滴で主に投与するのは薬ではなく、ビタミン、ミネラルをはじめとする栄養素や、体内に存在する有効成分などを静脈内に投与することで体を本来の状態や望ましい状態に保つことを目的としたものです。
抗酸化作用、免疫力アップ、代謝改善などの作用によって、さまざまな症状に効果が認められており、欧米では以前から統合医療、アンチエイジング医療として広く行われています。

点滴療法をおすすめしたい方

  • ・体調、免疫をより向上させたい方
  • ・病気になりたくない方
  • ・食事での栄養を摂ることが困難な方

点滴療法について

水素点滴療法

多くの⼈が知るようになった『⽔素』『⽔素⽔』という⾔葉ですが、⽔素の医学利⽤は⽇本医⼤の太⽥教授が2007年に雑誌『Nature』に発表した論⽂が最初です。多くの疾患原因を探る中、カラダのエネルギー⼯場であるミトコンドリアから、どうしても発⽣してしまう『活性酸素』がDNA、細胞、組織を破壊し、それによる機能障害/イレギュラーが数々の疾患を引き起こすことが解ってきました。以前より、活性酸素が全ての病気や⽼化の原因であることは考えられており、それが「ビタミンC」「フラボノイド」といった抗酸化物質が病気の予防/治療に有効だとされてきました。
⽔素は数ある抗酸化物質の中で『最も優秀な抗酸化物質』ということがわかり、それが治療として使われ始めたのは極最近のことです。
⽔素は本来『ガス』であるため、これを吸⼊する治療法が模索されましたが、現在はその治療に加え『他の物質に⽔素ガスをとけ込ます/吸蔵する』 という⽅法によって点滴、⼊浴、サプリメントといった治療が可能になりました。

幹細胞上清液点滴療法

人間は約30〜60兆個の細胞で構成されており、この細胞には大きく分けて「体細胞」と「肝細胞」の2種類があります。「体細胞」は皮膚や臓器になった細胞をいい、「幹細胞」とは皮膚や組織の修復や再生を促す役割をもつ細胞です。再生医療では、他の組織を修復する働きを持つ「幹細胞」が使用されています。
脂肪、乳歯髄、骨髄、臍帯血、胎盤などの種類がありますが、当院は乳歯髄幹細胞を採用しており象牙質によってガードされている為、遺伝子に傷が付きにくく、 良質な幹細胞を多く含んでいます。
また、乳歯髄幹細胞培養上清に含まれる物質は、細胞の増殖や分化を調整する役割を果たし、老化や損傷、組織・細胞の機能を回復へ導きます。

NMN点滴療法

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、米ハーバード大学医学部の研究で若返り効果が発見された次世代のエイジング・ケア療法です。
NMNからヒトの体内で生成されるニコチンアミドアデニンヌクレオチド(NADHおよびNAD+)は体内のエネルギー代謝(ミトコンドリア機能向上)や、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)などの補因子の役割をはたします。またNMNはDNA修復力を高めることも期待されています。老化の主な原因にDNAの損傷の蓄積があげられます。NMNには老化を防止するだけではなく若返りを実現する可能性を秘めていると言われ、世界中でさらなる研究が行われています。
NMNは体内の補酵素の1種であり体内でも生成されている物質ですが、加齢に伴い生成量は減少します。
本治療はNMNを点滴導入することにより高濃度のNMNを効率よく体内に取り入れます。

マイヤーズカクテル
(高濃度ビタミンC点滴療法)

高濃度ビタミンC治療(IVC)は高用量のビタミンC(およそ25g程度、レモン1200個分)を点滴で血管から体内に投与する治療法です。 IVC治療のパイオニアである国際人体機能改善センターのリオルダン博士は以前よりビタミンCを静脈注射した場合のみに得られる抗ガン作用に着目していましたが、2005年にアメリカの国立がん研究所などのグループが、『ビタミンCは抗がん剤としての作用を持ちながら、正常細胞は全く傷つけない』と効果確認の発表をしました。 その情報を基に、近年、米国やカナダの代替療法クリニックにおいてこの治療は急激な広がりをみせました。
生命活動に必要な栄養素であるミネラルやビタミン、解毒作用や抗酸化作用を持つグルタチオンなどを含む点滴を、マイヤーズ・カクテルと呼びます。症状や身体の状態に合わせて必要なビタミンや有効成分を静脈内に投与できるため、サプリメントを経口摂取するのに比べて非常に高い効果を直接身体に働きかけることが期待できます。

グルタチオン点滴療法

グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸からなるトリペプチドです。体内でも生合成されている物質で、細胞内の毒素排出、活性酸素の消去により細胞を活性化させる働きがあります。
近年ではパーキンソン病の補助治療として注目されることが多くなりました。パーキンソン病では内因性グルタチオンの低下により脳内の活性酸素の除去が阻害され、脳の黒質に障害が起こり、ドーパミンの生成が低下します。点滴によりグルタチオンを補給することにより、黒質の障害を改善し、ドーパミンの生成を回復させます。
日本では40年以上前からグルタチオンを自家中毒、つわり、妊娠中毒、薬物中毒、慢性肝炎の治療に使用しています。

点滴療法の流れ

STEP1 | 問診

当日は体調など問診し点滴の内容を決定いたします。
口腔内のクリーニングや歯科治療中でも点滴は可能です。

STEP2 | 点滴

血管の確保を行い点滴を行います。
所要時間は内容により30分〜90分程度です。

点滴療法
に伴う一般的なリスク・副作用

合併症について

この治療での検査は問診・採血にて行います。
医療行為の中では比較的安全性の高い手技ですが、稀に合併症が起きることがあります。

  • ・皮下血腫

    穿刺時や止血が不十分な場合に起こります。圧迫止血を行います。

  • ・アレルギー反応

    アルコール消毒やラテックス(ゴム手袋)により、かゆみや発疹などのアレルギー症状が出現する場合があります。過去にアレルギー症状が出現した経験がある方は必ずお申し出ください。

  • ・神経損傷

    穿刺時に手指の痺れや、いつもと違う強い痛みが起こる場合があります。このような症状が現れましたら、直ちに中止いたしますので、お申し出ください。通常の採血行為では太い神経を損傷させる可能性は低いですが一時的~数日違和感が残る場合があります。

  • ・血管迷走神経反射 (採血時のみ)

    自律神経系が失調し、血圧や心拍数が下がることで、脳の血液循環量が低下する症状をいいます。過度の緊張、恐怖感、不安、痛みにより誘発されます。気分不快、発汗、頭痛、吐き気、めまい(たちくらみ)、極端な場合は意識消失などが起こります。院内で横になっていただくなどの対応をいたします。

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